② 実装(Google Colaboratory) — 6/7¶
攻撃の設計(④ 攻撃の設計)にもとづく 安易な匿名化 → 再識別 の実演は、Google Colaboratory 上の Notebook で行います。ブラウザだけで上から順に実行できます。
Notebook で行うこと¶
- GitHub 上の生成済みデータ(運転者マスタ・走行履歴)の取得
- 事業者側のハッシュ化を再現(運転者ID → 無ソルト
SHA-256) - 再識別の段階実行(① 既知IDで加工方法を特定 → ② 公知フォーマットを総当りして対応表を構築 → ③ 公開履歴の運転者IDを全復元)
- 再識別の成立を確認(2,000種のハッシュを全復元・17,950行が元データと全一致)
- 対策の実演(秘密鍵つきハッシュ HMAC にすると、同じ総当りでは1件も復元できない)
コードは、読めば何をしているか分かる粒度で書いています。実行結果は ③ 結果 にまとめています。
この Notebook の位置づけ
攻撃コードは、安易な匿名化がいかに脆いかを具体的に理解し、正しい対策に結びつけるための教材です。実在の個人・実データは扱わず、すべて合成データで再現します。